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七輪の威力

秋ですね~

食欲の秋でサンマが美味しい!

・・・となるとこれはもう「七輪」の出番ですね。

昭和30年代までは夕飯時になるとあちこちの家から七輪の煙が立ち上っていたもので、それが定番の風景でした。

 今のように「今日は特別なご馳走を作るために炭火を起こそう」というものではなかったんです。

この前テレビでやってましたけど、「なぜ炭火で焼くと美味しいのか?というと、油が下に落ちるということ以外に遠赤外線で中から焼けるから」ということでした。

 さらにわざと濡らした炭を追加することで超高温の水蒸気を発生させて「外はパリッ・中はジューシー」の絶品料理ができるとも紹介されていました。

つまり今流行の「スチームレンジ」と同じ調理ができるということなのですね。

・・・ってことはわざわざ高価なスチームレンジを買わなくても美味しい料理が食べられるってことだし、昔の人はとりもなおさず「うまいものを日常的に食べていた」ということです。

ボク的には電気で調理したものはあまり美味しく感じませんね。

裸火で焼いたものとはやっぱり味が違います。

毎日七厘で優雅に調理をしていた昭和30年台がよかったなあ~

実際「昭和30年ごろの食事が理想的だった。」と述べる料理研究家もいるぐらいで加工食品の事故や偽装だらけの昨今、実に考えさせられるところではあります。

もういちど七輪が普及し、クズ炭の流通が盛んになればエコロジーの面から見ても良いのではないでしょうか?

地球温暖化なんてなかったよ

つらつら回想してみると、私が生きた「このたった40数年」の間にもどれだけダイナミックな世界の動きがあっただろう。

昭和30年代の高度経済成長時代に、現在いわれてるように「地球温暖化」なんて概念は生まれていなかった。

昭和40年代にようやく大気汚染とか工場排水による公害問題(今でいう環境問題)に気づくわけである。

4億年を超えるという地球の成り立ちからすると30年や40年なんて、ほんの一瞬だよね。

フロンガスが地球温暖化の犯人だとか、車の排気ガスが犯人だとかいろいろ言われる。

ろくから見れば爆発炎上の戦争こそが地球温暖化の元凶に思えて仕方がない。

今日は終戦記念日だ。

「2度と戦争を起こさない・・・平和の祈りを捧げます」などと言っている間にも内戦や紛争で罪もない人たちが飢え、殺されているのだ

昭和30年代と言うのは太平洋戦争終結後10年という月が流れ、少し戦争の反省を忘れかけている時代だったと思う。

「天皇陛下万歳」という思想は禁じられたが、代わりに「経済復興万歳」と国民あげて金満日本への道を爆進することになったのである。

あれから40数年後、経済大国のピークを過ぎ食糧自給も満足にできない少子化の日本をだれが予想できただろう・・・

誰が「各家庭から省エネに取り組んで地球を守ろう」などという運動へ意識が世界中に広まるなんて想像しただろう・・・

今や地球に住む全人類は閉ざされた一つの空間で限られた資源を消費しながら生きていくしか方法がないのである。

それが一般庶民には広く認識されていると言うのにまだ巨大な火炎のふきあがる戦争をやるのは「愚かものもここに極まり」ではないか。

こんな馬鹿な人間をたぶん神様は絶対許さないと思う。

人間は地球にとっての癌細胞みたいなものなのか・・・

いい加減、謙虚ににつつましく生きないと、天誅が下りますぞっ

思い出の「新日本紀行」

ろくにとって昭和を代表するテレビ番組としてはずせないのが昭和38年から53年まで放映されたNHKの「新日本紀行」だ。

富田勲作曲のテーマ音楽も実によくマッチしていて、まだガキンチョだった僕でも「ああ、日本の田舎はこの様な風景・風習なのだなあ~。」とわびさびを感じていたものだ。

今でも脳裏に焼きついている映像がある。

場所は多分北国の日本海側(ろくは勝手に北海道の積丹半島だと思い込んでいるが)・・・

冬の荒れた海沿いの漁村の風景で、もちろん雪もつもっている。

行き止まりの集落であるのか、道路が海に向かって終わっている。

ウミネコだかの白い鳥が群れている。

なんという寂しげな、そして空腹感を感じる風景だろう。(人間寒さを感じただけで腹が減るのだ)

 そういう風景の中をほっかむり姿の老人がよたよたと歩いていく。

当時白黒だった「新日本紀行」の映像は鬼気迫るものがあったと思う。

こぼれ話だが、当時ビデオテープは大変高価だったので消去して使いまわすことが殆どであったといわれている。

でもさすが天下のNHKはこの番組だけはオリジナルテープを残していた。

日本で最初の紀行番組はこうしてその当時を伝える重要な役割を果たしたのだ。

できることなら、ろくの脳裏に焼きついたあの風景と再会したいものだ。

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