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昭和のステイタス

筆箱にもステイタスが・・・

筆箱

昭和30年後半に小学生だった方は覚えているはずだけど・・・

「象が踏んでも壊れない!」のテレビコマーシャルで一躍ヒットした「アーム筆入れ」ってあったよね。

未だになぜ「アーム」なのか知らないのだが、とにかく丈夫さを謳っていた。

そうなるとさあ子供の常で「壊れんっ!というのなら壊してみせるっ!!」ってやつが必ず出てくるわけだね。

悪ガキ数人がかりで蹴飛ばしたり踏みつけたりしたのだが「本当に壊れなかった」!

最後にはでっかい岩を落として、さすがにヒビが入ったのだがそれほどタフだったのは驚きだった。(しかしもったいないね~。もっと物を大事にしろっちゅうのっ!)

また「筆入れ」のネーミングにも泣けるね。(当時でさえ筆は書道のときにしか出番がなかった)・・・正しくは「鉛筆箱」だと思うけど・・・ネチネチ・・・

その後筆入れのトレンドはイラストのようなマグネット式フタのものにとって代わられることになる。

「象が踏んでも」の方は落っことすとフタが簡単に外れて中身をぶちまけるところが嫌われて「いつも簡単にフタをできるマグネットタイプ」に移っていったのだな。

「象が踏んでも」という非現実的な丈夫さより使い勝手が人気をよんだのだろー。

その過渡期にこの手の筆箱(この頃にはフデバコになっていた・・・ハハハ)を買ってもらえたやつは得意げに見せびらかしていたもんだ。

ただ、これにも欠点があって何回も開閉をしているうちに蝶つがいのところのビニールが裂けてくるのであった。

フタがちぎれてしまったあとでも片側のマグネットだけにくっつけて使っていた子も多かったなぁ~。

今はどんな「シャーペン箱」になっているか今度観察してこようっと・・・

3番なら長嶋、1番なら王

下駄箱

ろくが子供だったころはすでに靴が当たり前で、下駄や草履を履いている子供はまず見かけませんでした。

大人になった今では下駄の文化ものんびりしていていいなとは思いますが、速さを競う時代の要求の前には下駄は消える運命にあったのでしょう。

しかし長らく続いた「下駄文化」の影響はなかなか忘れられることなく「下駄箱」という名前で残りました。

下駄なんか履いたこと無いろくたちでも下駄箱と呼んでいたのですから・・・

そのギャップを修正するべく「下足箱」などということばも生まれたようですが、100%靴の時代ならば、これはやはり「靴箱」の方が正解でしょう。

さて、その「下駄箱」ですが銭湯の下駄箱などで番号にこだわった思い出のある人は多いのではないでしょうか?

不特定多数が利用する「下駄箱」でたまたま3番が空いていたら「長嶋ゲットだぜっ!」とか1番が空いていれば「ラッキーッ!王貞治とおんなじじゃんっ!」と喜んだ人はかなり多いはずです。

しょ~もないといえばしょ~もない下らんこだわりだったのかもしれませんが、そんな「些細なことででも自分を元気づけられる」のがあの時代の良さだったんじゃないかなぁ~。

ゆったり生きるために、今度「下駄」にチャレンジしてみようかとも思っています。

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