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昔トーフ?

最近、またブームになっているようだけど「引き売り」という形態の商いが見直されているみたいだ。

昭和の風物をレトロチックに楽しもうというのか、それとも本当になくしてはいけない文化なのか分からないけどとにかくまあテレビでもよく取り上げられる。

さすがに、天秤棒をかついだ人は見かけないがリヤカーを引いたり自転車での引き売りが多いようだ。

中には自動車による移動販売店もあるけど、エコロジー的観点からは人力に勝る物はないと思うけどなあ。

さて、豆腐も昔は引き売り物の代表であった。

下町に響きわたるラッパの音が懐かしく思い出される人も多いだろう。

現在の製造法では味わえない「濃い味のご当地トーフ」が地方色を誇りに各地で製造販売されていた。

余談だが、ウチの親戚に「豆腐のおばちゃん」と呼ばれている人がいる。

彼女は若いころからコロコロと太っていたのだが、それは豆腐が大好きだったからである。

とにかく豆腐が好きでしょうゆもかけずに毎日ガツガツと食べていたという噂であった。

「良質の植物性タンパク質が得られることで有名」ということを抜きにしても当時の豆腐は濃い大豆の味がとてもおいしかったのだろう。

ちなみに僕も水っぽい豆腐より硬い木綿豆腐の方が好みである。

ただ、その豆腐も大豆を輸入に頼っている現状では今後食られなくなる可能性も出てきた昨今ではある。

貧しかったかもしれないけれど、食糧生産にまい進していた昭和30年ごろは大豆も盛んに作られていたことだろう。

今からでも遅くはない、せめて自前の材料で豆腐くらいは作れるような国で有りたいと思いません?

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