- 2008-03-18 (火) 15:40
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ろくにとって昭和を代表するテレビ番組としてはずせないのが昭和38年から53年まで放映されたNHKの「新日本紀行」だ。
富田勲作曲のテーマ音楽も実によくマッチしていて、まだガキンチョだった僕でも「ああ、日本の田舎はこの様な風景・風習なのだなあ~。」とわびさびを感じていたものだ。
今でも脳裏に焼きついている映像がある。
場所は多分北国の日本海側(ろくは勝手に北海道の積丹半島だと思い込んでいるが)・・・
冬の荒れた海沿いの漁村の風景で、もちろん雪もつもっている。
行き止まりの集落であるのか、道路が海に向かって終わっている。
ウミネコだかの白い鳥が群れている。
なんという寂しげな、そして空腹感を感じる風景だろう。(人間寒さを感じただけで腹が減るのだ)
そういう風景の中をほっかむり姿の老人がよたよたと歩いていく。
当時白黒だった「新日本紀行」の映像は鬼気迫るものがあったと思う。
こぼれ話だが、当時ビデオテープは大変高価だったので消去して使いまわすことが殆どであったといわれている。
でもさすが天下のNHKはこの番組だけはオリジナルテープを残していた。
日本で最初の紀行番組はこうしてその当時を伝える重要な役割を果たしたのだ。
できることなら、ろくの脳裏に焼きついたあの風景と再会したいものだ。
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